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本物の経営者は、家族を笑顔にしている。

大金を稼ぎ、名誉も手にした男たちの最期

救命救急。
かつて私が働いていた職場。

そこは、命の現場。

運ばれてきて今まさに、助かるか、助からないか、、、

そんな命の境目にある人もいれば、重篤な状態ではあるけれど、綱渡りのように日々懸命に命を繋いでいる状態の人も。

そんな場所なので、深夜であろうが、早朝であろうが、ご家族に連絡をさせて頂く場面がある。大抵の場合は、慌てたように準備をして、朝一の交通機関やタクシーで駆けつけてくれる家族がほとんどである。

が。

稀にあるのだ・・・・

「私たちはもう、その人とは縁を切っているので関係ありませんので。」ガチャッ・・・・

職業を見ると、有名大学の教授や、有名企業の経営者、売れてる芸能人、国家公務員の偉い役職など・・・きっと多くの財を成し、たくさんの人を救ったり価値提供をしてきた、そんないわゆる「成功者」と呼ばれる人たちでも、命が消えかける場面に、誰にも来てもらえずにひとりぼっちであることもあるのだ。

ご本人が、今話せるとしたら、なんて言うのだろう。

あなたなら、どう感じますか?

人生の幕を閉じるその時に、家族が誰も来てくれない。悲しんでくれる人がそばにいない。

そんな場面を想像してみてください。

『何のためにあんなに仕事ばかりしてきたんだろう』

きっとそう思うのではないだろうか。

成功している経営者

私がこの10年間で関わってきた”成功している”経営者・有名人の多くが、「夫婦関係は仕事に大いに関係する」とおっしゃっていました。

お金を稼ぎ、会社を大きくして、社員や周りの人たちからは立ててもらえる。けれど家では別居状態、自宅に帰りたくないのをごまかすために、都合の良い「付き合い」の飲み会や勉強会、ゴルフ。。。

はたまた、会社も家庭も、バランスよく満たされ、安心と豊かな気持ちをベースに仕事に精を出せている。社員の急な休みや家庭の事情にも、ゆとりを持って寛大な対応をしてあげられる。

どんな経営、仕事の仕方を選ぶのも、自由です。

ただ一つ、考えてほしいこと。

仕事もお金も関係ない、人としての最期の場面で、周りがどうしてくれるか。

それがあなたのしてきたこと、周りに与えてきたことの通知表です。

一番最後に欲しい結果はなんですか?
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